2010年08月13日

8時発

これから神山、国立駿河療養所へ向かいます。


国立駿河療養所開所65周年記念にソナタが呼ばれました。
ソナタ全員、大規模なボランティアが始まります。
もう何回目だろうか・・・。
15年前から始めている演奏会。
まだももちゃん楓ちゃんが4つの頃から、
それでも楽しんでいただき、励まされ、見送られて来ました。
数年前からお弁当も出していただくようになりました。
昨日、リハーサルに伺って、驚きました。
何と!!神山シティーが出来ているではありませんか!
何のために今頃・・・誰のために今頃・・。
ああ、最近 天皇陛下が全国各地に
まだ残されている療養所を廻っているとか、、、。
お国のやることは勝手で遅い。とにかく遅い!!
私たちの演奏する講堂は、
戸を開け広げ扇風機が欲しい夏の舞台であった。
あれでは陛下をお迎えすることはできない 。
昨日見た講堂は素晴らしい出来栄えであった。
隣にあった納骨堂と書かれた建物は、もう見当たらなかった。
寂しさ・悲しさ・怖さを感じた。
建物の数々は美しく建て替えられ、
広く大きなメイン道路はアスファルトの神山シティーにかわっていた。
そんなことでしか今頃、あの納骨堂に眠っている方々の
苦しみや悲しみを 拭うことが出来ないのだろうか??
台風がすぎて、富士が青く、くっきりと今日も駿河療養所を見つめている。
この富士が、誰よりも、何よりも、
患者・回復者を慰め、愛して来たのかもしれない。
どうか、駿河療養所内が
温かい愛で満ちあふれていた事を願います。
そして私たちは、また前回いた方々に
会えないかなしさを押さえて頑張ります。
2時間笑って楽しんでいただきます。
全国各地の懐かしい盆踊りをずらり並べて オープニングです!!
最後、「ふるさと」で閉めます。
これしか無いでしょう。



Posted by ソナタ at 08:54│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
8時発
    コメント(0)