2009年03月04日

もうひとつのソナタ。

こんにちは、ソナタですface02

今朝は、富士山ほんとうに、真っ白です!
昨夜は、寒かったですもんね。

さて、過ぎてしまった、もう一つの演奏会のことを。

その日、ソナタの中心メンバー達は、韮山時代劇場にて、
横田さんの記念講演に、参加していました。

そして同時刻、もう一つのソナタ、高校生コンビは、
伊豆の国市アクシスかつらぎ大ホールにて、
大切な舞台に立っていたんです。




そこには、会主もいません。
リーダー、みのりもいません。

誰にも頼れない中、高校に入ってから始めた二人、
まさみとあゆみで全部、やらなければいけなかったんです。

いつものソナタ全国大会優勝メンバーは、冒頭のように、
横田夫妻の講演に出演しています。

全校生徒、卒業生の前で弾く二人だけの演奏は、
ソナタ全員が心配でたまりませんでした。

(↑いやー、全然心配してなかったよ、という声も聞こえてきますが。)

お稽古の通り、普段通り、出来れば何ともない、
会主もそう言って送り出しました。

でもね、今思うと、回りが思っているよりも、
本人達の方があっけらかん、としていたかも。

そして迎えた本番。

心配を他所に、二人は立派に自分達に与えられた時間を、やりきりました。

民謡という、普通の高校生には到底馴染みのない芸事で、
クラスメート、先輩後輩、OB・OG、先生たちに、たくさんの拍手をもらいましたicon22face05

全国大会優勝経験のあるソナタのメンバー達が、
毎日ソバにいるから出来たことなのかもしれません。
そして、そのメンバー達と、同じ舞台に立ち続けて来た経験に裏打ちされた自信が、
あったからなのかもしれません。

けれど、それはきっと、

二人が一生懸命稽古をし、真剣に三味線や太鼓と向き合ってきたから、
ここぞという大切な舞台に神様がくれたプレゼントなのかも。

もちろん、友達の前で演奏するのは恥ずかしかったかもしれないし、
照れ臭かったかもしれない。

だけど、この誰にも出来ない経験は、
あの大観衆の前で、持てる力と気持ちを全部出し切って頂いたあの拍手は、

きっと一生の宝物です。

三味線は弾き手の努力を裏切りません。←たぶん。

勉強も大事。遊びだって一生懸命。
それにもう一つ、

「あの時はこれを命がけでやってました」、って胸を張って言えることが、
ソナタの子供たちにはあります。


この日は、会主がどうしても抜けられない用事があり、
どちらの会場にもいませんでした。

こうして、同じ日、同じ時刻に二つの舞台が、
成功できたのも、皆が努力してきた結果です。

やれば、出来るのよ、あの子達は。
俺は、やると思ってたよ。

なんて言ってるソナタ大人組。
大人達だって負けてませんよface03

始めた日が、人生で一番若い日、なんだから。
皆頑張りましょう。自分のペースで。

何かに一生懸命になりたい人、お気軽に連絡下さい。

0558-76-4521  


Posted by ソナタ at 09:34Comments(0)会主独白。